日立ロータリークラブの御意見番


斎藤 隆
Takashi Saitoh
1984〜1985ガバナー


パストガバナーのお二人に
その時々の行事・事象について感じたことなどを週替わりででお書きいただきます

2006/09/27 START

清水 清
Kiyoshi Shimizu
2003〜2004ガバナー

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「郷土日本を護る」と題する卓話を聞いて思うこと
2007/1/30 by Takashi
 日本では防衛庁が防衛省に格上げされ、北朝鮮の核実験で日本を取巻く安全保障環境は大きく変わったと思います。
いま、このような話を聞くことは誠に時宜得たもので、戦争を体験した私には強く感じる所がありました。

現在、有事を想定して行動を考えている人は少ないように思いますが、高まる核の脅威にどう備えるか、日本の安全保障を本気になって考える必要に迫られていると思います。

北朝鮮が核兵器の小型化を実現し、ノドン搭載弾頭を開発したことは看過できないと阿部首相も発言しています。

それは兎も角として、昨年のある日の深夜、山口市の広範囲の地域が停電となりました。一部の変電所で爆発が起きる一方、ほぼ同時刻に複数の送電線が切断され、発電所の焼け跡からハングル文字が書かれた外国製の時限爆破装置が見つかったようです。

その10日後、福井県内の原子力発電所に数発の迫撃砲が撃ち込まれました。「これは訓練されたプロ集団によるテロ活動である」と警察庁の警備局長は認定し、標的は米軍基地であると報告しています。

また、別の日には佐賀県東松浦半島の電力会社の資材倉庫が爆破され、不審な男7、8人が目撃されました。
その直後に福岡県との県境にある、背振山のNTT回線が切断されました。背振山には陸自のレーダーがあり、在日米軍の通信拠点もあります。
爆破された倉庫は玄海原発に近く、これは警告ではないかと思わます。

美しく、住みよい、愛する日本をテロ集団により破壊されることを何としても防がなければなりません。 陸上自衛隊は警察と協力連携しながら、これらテロ集団の上陸を阻止して、重要施設の警備に勤め、潜入工作員を発見して捕らえることが重要であるりますが、テロ工作員は数十人との見方もあるし、更に日本には長年潜入中の休眠工作員もいるといわれています。

陸自は警備対象施設として首相官邸や国会、原子力発電所、石油コンビナートなど135ヵ所を選定し、重要度に応じて三段階に区分しています。
工作員の撃破には警察と連携して大掛かりな包囲網を敷き、徐々に包囲網を狭め最後は約300人の対テロ専門部隊の精鋭を投入することになっているようです。

包囲網の構築には大量の隊員が必要となり、韓国で起きた北朝鮮武装兵上陸事件では特殊工作員26人の掃討に韓国兵約6万人が1ヵ月半も動員された程です。

自衛隊武器使用の問題も含め、課題は山積しています。
考えても気の遠くなる話でありますが、ひと事ではありません。

ノドンやテポドンの脅威を論ずることも重要ではありますが、その前にテロ集団の入国を阻止し、逮捕することが極めて重要と考え、国民一人ひとりの関心事であることを強調することがもっと大切ではないでしょうか。



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